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株式会社柏龍堂  柏龍堂薬局・つばさ薬局は健康相談と処方せん調剤を行う会社です。

後発医薬品(ジェネリック医薬品)調剤について

後発医薬品(ジェネリック医薬品)とは?

先発医薬品(開発し特許を持っている薬)の特許が切れた後に他のメーカーから発売された医薬品です。
開発費が少ないので、低価格で提供できます。そのため、患者さんの医療費負担が少なくなります。

先発医薬品と同じ有効成分が入っています。同等性の試験もありますので、ほぼ同じ効果となります。ただし、主成分以外(添加剤や賦形剤など)は異なる場合もあります。

剤型、色、形、味、大きさ、使用感なども異なるものもあります。後発医薬品の方が飲みやすい(味がいい、粒が小さいなど)ものもあります。

また、効能にも特許があるものもあるので、薬によっては適応(つかえる病気)が少ないものもあります。

医薬品にも特許があるので、特許期間中の医薬品には後発医薬品はありません。(すべての薬に後発医薬品があるわけではありません。)

どうすれば後発医薬品(ジェネリック医薬品)に変えられるか?

現在(平成24年)処方薬の欄にチェックがあり、処方せんの変更不可の欄(だいたい、処方せんの右下にあります)に医師の署名か捺印がある医薬品を除いて、薬局で後発医薬品に変更することができます。

後発医薬品の変更希望がある方や、後発医薬品について話が聞きたい方は処方せん受付時に薬剤師もしくはフタッフに伝えてください。変更不可の欄に署名や捺印がある場合でも、医師に確認すれば変更できる場合もありますので、ご希望があればご相談ください。

一度、後発医薬品に変更したからといって、それを使い続けないといけないということはありません。先発品に戻すことも可能です。使用していて、いつもと違うと感じることや何か疑問に思うことがありましたら、いつでもご相談ください。

在庫の無い後発医薬品あるので、後発医薬品のご用意に時間がかかる場合もあります。ご了承ください。

平成24年4月より、一般名処方(商品名でなく成分名での処方せん)もできるようになりました。成分が同じならどのメーカー薬でもよいという処方です。そのため、薬剤師より後発医薬品希望の有無などを確認させていただくこともあると思います。


後発医薬品でどれくらい安くなるのか?

一概に、いくら安くなるとは言えないのですが、後発医薬品を使用した場合、安くなるのはその値段差(先発医薬品の薬の値段と後発医薬品の値段の差)です。調剤料、指導料などは同じです。

ですので、安くなるのは先発医薬品と後発医薬品の値段の差なので、使う薬の量が多い、薬の値段が高い、処方日数が多い、ほど安くなる金額が多くなります。先発医薬品と後発医薬品の金額差は古い薬ほど大きい傾向にあります。
初めて発売される後発医薬品は先発医薬品の70%の金額が基本となっています。(100円の薬Aに対して、初めて発売されるAの後発医薬品Bは約70円になる)

例)
先発医薬品A 100円 後発医薬品B 70円の場合

先発医薬品A 1錠 1日1回 30日分 を後発医薬品Bに変更した場合
(100円−70円)×30日 =900円 となり、3割負担の場合 900円×3割で270円安くなります。

先発医薬品A 3錠 1日3回 30日分 を後発医薬品Bに変更した場合
(100円−70円)×3錠×30日分 =2700円 となり、3割負担の場合 2700円×3割で810円安くなります

また、薬の値段は10円単位で請求されるので、1日の薬の値段が10円のもの(四捨五入されるので15円未満のもの)は後発医薬品でも安くなりません。

後発医薬品を使ったときの見積もりも致しますので、気になる方は是非ご相談ください。

平成24年4月より、後発医薬品調剤加算、医薬品情報提供料の加算は廃止になりました。


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